カタボライト活性化タンパク質
バクテリアは、周囲のグルコース濃度によって代謝反応を切り替える。そのスイッチとなるのがカタボライト活性化タンパク質である。
グルコースが豊富な環境では、細胞表面のアデニルシクラーゼが活性化され、ATPがcAMPに変換される。すると、cAMPを結合したカタボライト活性化タンパク質が、グルコース以外の分子も消化する酵素の合成を活性化する。一方、グルコースに乏しい環境では他の栄養素を使う仕組みを起動させる。
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