カセットMTR:ミキサー内蔵型とは? わかりやすく解説

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カセットMTR:ミキサー内蔵型

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/02/19 09:42 UTC 版)

マルチトラック・レコーダー」の記事における「カセットMTR:ミキサー内蔵型」の解説

1979年に、ティアック社はオーディオカセットテープを使用した4トラックマルチトラック・レコーダーTEAC 144 Portastudio」を発売した。この機種当時広く用いられていたカセットテープ利用する点、ミキサー内蔵していた点、安価10万円以下)な価格設定特徴で、音楽制作試みアマチュアにとって好都合であった以後他社からも類似製品多数発表された。 これらの機種多くが、カセットテープ限られた性能できるだけ上げるため次のような特徴持っていた。 クロムテープ(CrO2、別称ハイポジション、後のTYPE IIテープ専用設計 倍速(9.5cm/s) 片面仕様一般的なカセットレコーダーが、オーディオカセットテープのA面左右ステレオ2チャンネル同時再生/録音と、あるいは、リバース面(B面)の逆方向左右2チャンネル同時再生/録音オートリバース機能のない機種は、一度テープ取り出して左右入れ替えて再度セットする回転方向は同じ)であるのに対し、これらのカセットMTRは、A・B面4チャンネル分のトラックを、同時に一方向使用するノイズ・リダクション・システム採用dbx や Dolby-C などにより、ダイナミックレンジ信号対雑音比S/N比)を稼いだミキサー部はバス切替機能をもっており、トラック毎に、テープバス/ミキサ入力バス切替を行う独立したスイッチや、再生/録音機能、再生音の定位決めパンポットなどの基本的な機能有したものであった。後には、カセット・オーディオ・テープを使用した8トラック製品現れた。このミキサー+MTRスタイルは非常に革新的で、現在[いつ?]単体MTRというと録音再生単体モジュラ型)よりミキサ内蔵型のものが大多数になっている程である。

※この「カセットMTR:ミキサー内蔵型」の解説は、「マルチトラック・レコーダー」の解説の一部です。
「カセットMTR:ミキサー内蔵型」を含む「マルチトラック・レコーダー」の記事については、「マルチトラック・レコーダー」の概要を参照ください。

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