カスター隊が到着して前線を保持
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/20 00:17 UTC 版)
「ディンウィディ・コートハウスの戦い」の記事における「カスター隊が到着して前線を保持」の解説
シェリダンはグレッグとギブスの旅団を動かして、アダムズ道路で南軍の前進に対抗させたのと同時に、カスターの師団から2個旅団を派遣するよう要請した。シェリダンはその日早くにも行っていたように、北軍の部隊が後退していた状況を改善するためにまだ疲れていない師団を使った。カスターの師団で、ウィリアム・ウェルズ大佐(名誉准将)の第3旅団が、輜重隊を護衛するために残されていた。カスター自身はアレクサンダー・C・M・ペニントンとヘンリー・ケイプハート各大佐の旅団を率いて、ディンウィディ・コートハウスのシェリダンの所に来た。カスターはシェリダンからクルックス師団の旅団を支援し救援するよう命令を受けて、ディンウィディ・コートハウス北4分の3マイル (1.2 km) に陣取った。カスターはペニントンにフィッツジェラルド・フォードでスミス旅団を補強するよう指示した。ケイプハートの部隊はアダムズ道路の左に陣を取るよう指示された。スミス隊がフィッツジェラルド・フォードから後退してくると、シェリダンの副官の1人が馬を飛ばしてペニントンの所に行き、ケイプハートの右に陣取るよう指示した。アメリカ第2軽装砲兵隊A大隊もカスターの下に付けられ、左翼に陣取った。ペニントンはオハイオ第2騎兵隊とニュージャージー第3志願騎兵連隊の2個連隊を持っているだけだったが、前進して他の北軍部隊の前に少し進んだ位置に陣取った。 スミス隊がフィッツジェラルド・フォードから撤退したとき、ルーニー・リーとロッサーの騎兵師団がチェンバレンズ・ベッドを渡り、ピケット前線の右翼を形成した。グレッグとギブスの部隊が後退すると、南軍はディンウィディ・コートハウスに向けて前進を再開した。夜が近づいた頃に、南軍はカスターの前線に向かい合った。南軍が森から出て北軍の前に顔を出す数分前に、北軍本体の前線の前衛としてグレッグの旅団がペニントン旅団の右翼に移動し、ギブスの旅団は後方のクランプの農園で宿営していたデビンの師団と合流するために送られた。
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