オープンシステム前史として、山中省吾の略歴
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山中省吾は、オープンネット(株)社長、山中設計代表取締役であり実業家、一級建築士。 1953年北海道に生まれ、その後、鳥取県米子市に移る。米子高専建築科卒業後、米子市内の設計事務所で設計・監理の実務を学ぶ。1988年に独立し、有限会社山中設計を設立した。 レストランで分離発注を行った際に、 元請けの工務店が無くても、工事が予算以内かつ期日以内にできたことが、 オープンシステム開発のきっかけとなった。 オープンシステムとは、元請け工務店や住宅メーカーという中間流通を省き、設計事務所によるマネジメントで、建て主が直接、複数の専門工事業者に分離発注を行う建築方式である。 1996年、日本建築学会で、独自に開発し実践するオープンシステムを発表し、国内で実施されているPM/CM分離発注形式の先進事例として評価された。 1998年オープンネット株式会社を設立した。 1999年に補償共済制度「オープンシステム建物補償制度」立ち上げ、建築物が登録制となった。 これに登録された建築物は、1999年~2009年10月末時点で3114棟である。 2012年10月1日に元社名「オープンネット株式会社」から新社名「株式会社イエヒト」に改名した。
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