オーストリア・ハンガリー帝国の国章
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/23 02:05 UTC 版)
「紋章」の記事における「オーストリア・ハンガリー帝国の国章」の解説
最後の例は、オーストリア=ハンガリー帝国の国章である。第一次世界大戦中に制定されたものであり、広大な領土から成る国家を示す複雑な構成となっている。オーストリア(左)とハンガリー(右)を表す2つの盾とクラウンがあり、それを支えるサポーターはオーストリアを表すグリフォン(上半身が鷲、下半身が獅子)、他方はハンガリーを表す天使であった。盾の中にはハプスブルク家の双頭の鷲の紋章を始めとして、イストリア、ガリツィア・ロドメリア、クロアチア、スラヴォニア、ダルマチア、ボスニア・ヘルツェゴビナ、ボヘミアなど多くの構成地域の紋章が組み込まれている。また、盾の間には騎士団章(勲章)が配置されている。
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