オークルーム復原計画
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/19 02:48 UTC 版)
「マーガレット・マクドナルド・マッキントッシュ」の記事における「オークルーム復原計画」の解説
前出のクラントンの喫茶室はグラスゴー中流階級の女性にとって社交場であった。クラントンはオークルーム(1907年 - 1908年施工)の内装もマッキントッシュに発注し、全長13 mあまりの部屋は最大の部屋として使われた。1971年の店の解体時、グラスゴーの美術館連盟(Glasgow Museums)は内装を取り外すと、部材ごとに番号をふり台帳と立面図に記載し保存してきた。スコットランド議会は総額130万英ポンドの「オークルーム復原計画」を承認して予算10万英ポンドを計上、芸術基金 Art Fund から20万英ポンドの出資を取り付けると募金活動が始まり、並行して2004年からおよそ1年がかりで実際に復原できるかどうか検査させる。ダンディー市議会も動き、 2018年に宝くじの収益金から40万英ポンドの助成金を受けると、隈研吾設計のビクトリア・アンド・アルバート美術館ダンディー館に常設展示として再現されることが決まった。
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