オヤ41形
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/09 15:22 UTC 版)
「国鉄マロネ40形客車」の記事における「オヤ41形」の解説
1968年に大船工場で、マロネ40 7・11より改造された工事車である。 鉄道の工事現場における作業員の移動宿舎の役割を果たすもので、車体中央部の区分室を潰して談話スペースとし、それ以外の区分室と開放寝台はそのまま利用している。ただし、すべての寝台が畳敷きに改造された。デッキ側の便所・洗面所スペースは物置に改造され、冷房装置は取り外されている。 1974年に、オロネ10形改造の工事車であるオヤ10 1・2と新たに編成を組むことになり、オヤ10形から冷気の提供を受ける形で再冷房化された。このため貫通路上に冷風ダクトを装備している。またこれ以降に残った便所・洗面所も物置に改造された。 三島操機区に所属し架橋工事等で使用されたが、国鉄民営化直前の1987年2月に廃車され形式消滅した。しかしながら2両とも解体されずに存置され、最終的にはマイネ40形への復元改造が行われている。 マロネ40 7・11 → オヤ41 1・2
※この「オヤ41形」の解説は、「国鉄マロネ40形客車」の解説の一部です。
「オヤ41形」を含む「国鉄マロネ40形客車」の記事については、「国鉄マロネ40形客車」の概要を参照ください。
- オヤ41形のページへのリンク