オバマ政権発足準備時の観測
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 05:51 UTC 版)
「キャスリーン・セベリウス」の記事における「オバマ政権発足準備時の観測」の解説
セベリウスは、大統領選挙後にはオバマ政権の閣僚候補者の最終候補者リストに残っていると考えられていたが の、彼女は12月6日に、候補指名を受諾しない方針を公式に表明した。しかし、ビル・リチャードソン ニューメキシコ州知事が商務長官指名を辞退した後、メディアでは再びセベリウスが閣僚候補者に選ばれるとの観測が持ち上がった。この観測を受けて、セベリウスはスポークスマンを通じ、再度閣僚指名を受諾する意志のないことを示し、閣僚指名を固辞する構えを見せていた。 再度の受諾固辞表明を受けて、セベリウスが閣僚に指名される可能性はないと考えられていた。しかし、オバマ政権では保健福祉長官に指名されていたトム・ダシュル元・上院院内総務が、納税漏れ問題が原因で指名を辞退する事態が発生したことから、今度はダシュルの代わりの候補として、前述の2度の受諾固辞表明にも関わらず再びセベリウスの名前が浮上してくることとなった。当初セベリウスは、従来通り指名を受諾する意志のないことを明確に表明していたものの、2009年2月28日、ロイターがセベリウスの指名を受諾した旨の第一報を報道し、次いで3月2日には、政権も公式に指名受諾を発表した。
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