オゾンホール
成層圏のオゾン層に生じるオゾン濃度が激減して、孔状を呈する部分をいう。オゾン層は、地表から約10~50kmの成層圏にある比較的オゾン濃度の高い領域をいい、太陽からの有害な紫外線の大部分を吸収し、人体や生態系を守る重要な役割を果たしている。1980年代初頭ごろから、9月から11月にかけて南極上空でオゾンホールの現象が現れるようになり、92年以降は大規模なものとなっている。近年は北極や中緯度地域でも生じており人体や生態系への影響が懸念されている。このオゾン層の破壊は冷蔵庫、エアコンの冷媒、スプレーなどのフッ素化合物(総称フロン)が使用後大気中に放出され、成層圏に到達して太陽光により分解される際に生ずる塩素原子によって起こされる。フロンを規制するため1987年に採択されたモントリオール議定書に基づき、日本でも88年に「オゾン層の保護に関する法律」が制定されている。
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