エヴァソール (駆逐艦)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > エヴァソール (駆逐艦)の意味・解説 

エヴァソール (駆逐艦)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/12/07 01:38 UTC 版)

艦歴
発注:
起工: 1945年2月28日
進水: 1946年1月8日
就役: 1946年5月10日
退役:
その後: トルコ海軍へ移管
除籍: 1995年
性能諸元
排水量: 満載:3,460 トン
全長: 390 ft 6 in (119 m)
全幅: 40 ft 10 in (12.5 m)
吃水: 14 ft 4 in (4.4 m)
機関: ギアード・タービン2軸推進、60,000 shp (45 MW)
最大速: 35ノット (65 km/h)
兵員: 士官、兵員336名
兵装: 5インチ砲6門
40mmボフォース対空機銃12門
20mmエリコン対空機銃11門
21インチ魚雷発射管10門
爆雷軌条2軌、爆雷投射機6器

エヴァソール(USS Eversole, DD-789)は、アメリカ海軍駆逐艦ギアリング級駆逐艦の1隻。艦名はミッドウェー海戦で戦死し、海軍十字章を受章したジョン・トーマス・エヴァソールに因む。その名を持つ艦としては2隻目。

艦歴

エヴァソールは1945年2月28日にワシントン州シアトルトッド造船所で起工する。1946年1月8日にサラ・エヴァソール(エヴァソール中尉の母親)によって進水し、1946年5月10日に艦長B・P・ロス中佐の指揮下就役する。

エヴァソールは母港のカリフォルニア州サンディエゴに1946年10月6日到着する。第7艦隊に所属し、2回の極東任務で中国の沖合、日本近海を偵察した。1950年5月1日にサンディエゴを出航し、再び極東での任務に就く。朝鮮戦争勃発時、エヴァソールはアジアでの任務活動中であった。1951年2月8日まで、北朝鮮への攻撃を行う高速空母任務部隊の護衛を行い、その後サンディエゴに帰還した。

朝鮮戦争における2度目の任務は1951年8月27日から1952年4月10日まで行われた。エヴァソールは興南元山韓国東岸部の拠点に対して砲撃を行い、イギリスカナダオランダオーストラリアニュージーランドおよび韓国海軍艦艇と共に封鎖および護衛任務に従事した。その後1952年11月17日から1953年6月29日まで同様の任務に従事した。

1954年から1962年までエヴァソールは台湾海峡での偵察を行い、沖縄フィリピンでの演習、西太平洋各地の港を訪問した。1957年と58年にはオーストラリアを始めとする各地を訪問し、第7艦隊での任務に従事した。

西海岸での配備のための訓練および準備期間に、エヴァソールはしばしば太平洋北西の港を訪問し、ハワイ諸島への巡航を行った。

エヴァソールは朝鮮戦争の戦功で7個の従軍星章を受章した。

トルコ海軍で

1973年7月11日にエヴァソールはトルコ海軍へ転籍する。エヴァソールはガイレット (TCG Gayret, D-352) の艦名でトルコ海軍に就役した。ガイレットは1995年に除籍され、現在はトルコイズミットで博物館船として保存されている。

関連項目

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「エヴァソール (駆逐艦)」の関連用語

エヴァソール (駆逐艦)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



エヴァソール (駆逐艦)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのエヴァソール (駆逐艦) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS