エンボリズム

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エンボリズム

出典:『Wiktionary』 (2021/08/22 11:42 UTC 版)

名詞

エンボリズム

1. (植物学) 樹木が水不足（ぶそく）となった際に道管や仮道管 ^(wp)中の柱状となった水の流れに、既に空洞化している隣接する他の道管や仮道管から空気が引き込まれて水の柱が途切れること（キャビテーション）により、道管や仮道管に空気がつまる現象。この現象が多発した場合、枝や根が枯れたり、個体が枯死したりすることもある^[1]。
2. (病理学) 塞栓症 ^(wp)。

語源

英語 embolism〈塞栓症〉の音写。

脚注

1. ↑ 池田, 武文「キャビテーションとエンボリズム―渇きのシグナル―」『森林科学』第24巻、1998年、 35頁、 doi:10.11519/jjsk.24.0_35。