エルタ・アレとは? わかりやすく解説

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エルタ‐アレ【Erta Ale】

読み方:えるたあれ

エチオピア北東部ダナキル砂漠にある活火山標高613メートル粘性が低い玄武岩質の溶岩による楯状火山であり、山頂部二つ火口がある。溶岩湖常態的見られることで有名。


エルタ・アレ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/10/08 01:30 UTC 版)

エルタ・アレ
2008年5月1日撮影
標高 613 m
所在地  エチオピア
ダナキル砂漠
位置 北緯13度36分00秒 東経40度40分00秒 / 北緯13.60000度 東経40.66667度 / 13.60000; 40.66667座標: 北緯13度36分00秒 東経40度40分00秒 / 北緯13.60000度 東経40.66667度 / 13.60000; 40.66667
山系 アファール盆地
種類 楯状火山
プロジェクト 山
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エルタ・アレの溶岩湖(2001年撮影)

エルタ・アレ(Erta Ale)は、エチオピア北東部のダナキル砂漠内にある活火山

概要

標高613m。エルタ・アレとは現地に住む遊牧民族・アファール族の言葉で「煙の山」を意味する。山頂に2つの火口があり、そのうちの1つの火口内には世界的にも数少ない恒常的な溶岩湖がある[1]。活動中の溶岩湖としては最も古く、地表にある火山の中では最も低いとされている。エチオピア国内で最も活発な火山で、現在も活発である。

火山活動

1873年1904年1906年1940年1960年1967年噴火した記録がある。2005年からは火山活動が継続状態となっている。2005年に噴火したときは、エルタ・アレ山の周辺住民数千人が避難。避難したため人的被害はなかったが、家畜250頭が死んだ。2007年にも噴火し、周辺住民数千人が再び避難したが、2人が行方不明となった。

出典

  1. ^ ナショナルジオグラフィック「溶岩湖からあふれ出すマグマ/エチオピア」『日本経済新聞』朝刊2018年1月14日(NIKKEI The STYLE)

関連項目

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