エドサル (護衛駆逐艦)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > エドサル (護衛駆逐艦)の意味・解説 

エドサル (護衛駆逐艦)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/11/29 22:13 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動
艦歴
発注:
起工: 1942年7月2日
進水: 1942年11月1日
就役: 1943年4月10日
退役: 1946年6月11日
その後: 1969年7月にスクラップとして売却
除籍: 1968年6月1日
性能諸元
排水量: 基準:1,200トン
満載:1,590トン
全長: 306 ft 0 in (93.27 m)
全幅: 36 ft 7 in (11.15 m)
吃水: 12 ft 3 in (3.7 m) 最大
機関: FMディーゼルエンジン4基
2軸推進 6,000 shp (4.5 MW)
最大速: 21ノット (39 km/h)
航続距離: 9,100海里(12ノット時)
兵員: 士官8名 下士官兵201名
兵装: 3インチ砲3門、連装40mm機銃1基
20mm砲8基
21インチ魚雷発射管3基
ヘッジホッグ1基、爆雷軌条2基、

エドサル(USS Edsall, DE-129)はアメリカ海軍護衛駆逐艦エドサル級の1番艦。艦名は米西戦争で戦死した水兵、ノーマン・エドサルに因む。その名を持つ艦としては2隻目。

艦歴

エドサルは1942年7月2日にテキサス州オレンジのコンソリデイティッド鉄鋼会社で起工、1942年11月1日にベッシー・エドサル・ブラーセイ夫人(ノーマン・エドサルの妹)によって進水、1943年4月10日に艦長E・C・ウッドワード少佐の指揮下就役する。

エドサルはノーフォークで訓練艦として1943年6月20日から8月6日まで護衛艦に乗り組む予定の兵士に対して教育を行い、その後マイアミで駆潜艇訓練センターと共に訓練を行った。1944年3月にテキサス州ガルヴェストンで第59護衛部隊に配属され、タンカー船団に合流、3月24日に旗艦となる。エドサルはメキシコ湾からニューヨーク、ノーフォークへ、およびニューファンドランド島のアージェンティアへの護衛任務を継続した。5月にバーミューダへ向けて出航し、イタリア潜水艦を使用した対潜水艦戦試験に参加する。

1944年7月1日から1945年6月3日までエドサルは大西洋航路で7回活動し、地中海及びイギリスへ向かう船団の護衛任務に従事した。6回目の護衛任務でニューヨークからリバプールに向かう途中の1945年4月10日、エドサルは僚艦と共に衝突事故を起こした2隻のタンカーの救援に向かう。エドサルは生存者の捜索と火災消火を支援した。

1945年6月24日に太平洋へ向けて出航する。しかしながら真珠湾で訓練の間に第二次世界大戦は終了し、エドサルは帰国する。フロリダ州グリーンケーブスプリングスで1946年6月11日に退役する。

エドサルは1968年6月1日に除籍され、1969年7月にスクラップとして売却された。

関連項目

外部リンク





英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「エドサル (護衛駆逐艦)」の関連用語

エドサル (護衛駆逐艦)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



エドサル (護衛駆逐艦)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのエドサル (護衛駆逐艦) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS