エイペックス社による買収からマテル買収まで
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「ヒット・エンターテインメント」の記事における「エイペックス社による買収からマテル買収まで」の解説
2005年、プライベート・エクイティ投資グループのエイパックス・パートナーズに約490億円で買収され、代表取締役に元BBCのグレッグ・ダイクが就任する。DVD製品は従来まで自社で販売を行っていたが、2006年以降は他社(20世紀フォックス→ライオンズゲート→ユニバーサル・スタジオ)を通じた販売体制に切り替えた。ガレイン社を買収した際に引き継いだギネス世界記録の出版およびテレビ放送権は、ギネス・ワールド・レコーズの博物館とアトラクションを10年以上にわたり開発し運営するカナダのアトラクション企業リプリー・エンターテインメントを傘下に持つカナダのザ・ジム・パティソン・グループへ2008年2月に売却された。 2008年、ストップモーション・アニメーションやセルアニメとして製作していたシリーズを3DCG製作体制へ移行した。 2009年、映画プロデューサーのジュリア・ピスターを筆頭に劇場映画制作部門ヒット・ムービーズを設立した。同部門の最初の作品として『きかんしゃトーマス』の実写映画『Adventure of Thomas』の製作が計画されていたが2018年現在まで公開されていない。 2011年4月、エイペックス社がヒット社の売却を開始した。ディズニーやハズブロ、バイアコムなどの大手企業が名乗りを上げていたが、最終的に2010年よりヒット社の玩具製品を共同で手掛けていたマテルが2011年10月24日に6億8000万ドル(約518億円)で買収した。 2016年3月、マテル傘下の子会社を統合してコンテンツ制作事業部としてマテル・クリエイションズを設立した。ヒット社もこの部門の一部となったが、2018年現在製作されている作品は全てマテル・クリエイションズ名義となっており、ヒット・エンタータインメントの名称は使われていない。
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