アエロロジック
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/23 15:13 UTC 版)
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| 設立 | 2007年 | |||
|---|---|---|---|---|
| 運航開始 | 2009年 | |||
| ハブ空港 | ||||
| 親会社 |
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| 保有機材数 | 8 | |||
| 就航地 | 22 | |||
| 本拠地 | ドイツ・シュコイディッツ | |||
| 外部リンク | aerologic.aero | |||
アエロロジック(AeroLogic)は、ドイツ、ライプツィヒ近郊のシュコイディッツを拠点とする貨物航空会社。DHLエクスプレスとルフトハンザ・カーゴの合弁事業として設立された[1]。ライプツィヒ・ハレ空港とフランクフルト空港をハブ空港とし、長距離国際線を運行している。
歴史
2007年12月12日にDHLエクスプレスとルフトハンザ・カーゴの合弁事業として設立され、ボーイング777Fの受領に合わせ2009年6月29日に運行を開始した[1]。ボーイング777Fの運行はドイツの航空会社としては初めてのことだった[2]。
2017年10月、日本の国土交通省より外国人国際航空運送事業の経営許可を取得、10月29日よりライプツィヒ - 成田 - 香港 - ライプツィヒ路線を運航する[3]。
就航路線
アエロロジックは2通りの運行を行っており、平日はDHLエクスプレスとしてアジア方面に、週末はルフトハンザ・カーゴとしてアメリカとを結んでいる[1]。就航路線は下記[4]。
| 都市 | 国 | 空港 |
|---|---|---|
| マナーマ | バーレーン | バーレーン国際空港 |
| ダッカ | バングラデシュ | シャージャラル国際空港 |
| ブリュッセル | ベルギー | ブリュッセル空港 |
| 香港 | 香港 | 香港国際空港 |
| 上海 | 中国 | 上海浦東国際空港 |
| フランクフルト | ドイツ | フランクフルト空港 [ハブ] |
| ライプツィヒ | ドイツ | ライプツィヒ・ハレ空港 [ハブ] |
| ベンガルール(バンガロール) | インド | ケンペゴウダ国際空港 |
| ムンバイ | インド | チャトラパティ・シヴァージー国際空港 |
| ミラノ | イタリア | ベルガモ・オーリオ・アル・セーリオ空港 |
| ラホール | パキスタン | アッラーマ・イクバール国際空港 |
| シンガポール | シンガポール | シンガポール・チャンギ空港 |
| 東京 | 日本 | 成田国際空港 |
| 大阪 | 日本 | 関西国際空港 |
| ソウル | 韓国 | 仁川国際空港 |
| バンコク | タイ王国 | スワンナプーム国際空港 |
| アシガバート | トルクメニスタン | アシガバート空港 |
| ドバイ | アラブ首長国連邦 | ドバイ国際空港 |
| ノッティンガム | イギリス | イースト・ミッドランズ空港 |
| アトランタ | アメリカ合衆国 | ハーツフィールド・ジャクソン・アトランタ国際空港 |
| シカゴ | アメリカ合衆国 | シカゴ・オヘア国際空港 |
| ヒューストン | アメリカ合衆国 | ジョージ・ブッシュ・インターコンチネンタル空港 |
| ロサンゼルス | アメリカ合衆国 | ロサンゼルス国際空港 |
| ニューヨーク | アメリカ合衆国 | ジョン・F・ケネディ国際空港 |
| タシュケント | ウズベキスタン | タシュケント国際空港 |
機材
2022年5月現在のアエロロジックの機材[5]
| 機材 | 運行中 | 発注済 | 備考 |
|---|---|---|---|
| ボーイング777F | 20 | — |
脚注
- ^ a b c “Aerologic GmbH - PROFILE”. 2014年9月25日閲覧。
- ^ “Boeing Delivers AeroLogic's First 777 Freighter”. 2014年9月25日閲覧。
- ^ 外国人国際航空運送事業の経営許可 (PDF) - 国土交通省 平成29年10月20日
- ^ “Summer Schedule 2013”. 2014年9月25日閲覧。
- ^ “AeroLogic Fleet Details and History”. planespotters.net (2022年5月8日). 2022年6月5日閲覧。
外部リンク
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