エアバスA380の運行
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 08:58 UTC 版)
「シンガポール・チャンギ国際空港」の記事における「エアバスA380の運行」の解説
シンガポール・チャンギ国際空港を拠点とするシンガポール航空がエアバスA380(総2階建ての飛行機)の世界初運行を2007年10月に決定したことから、シンガポール民間航空庁は6,000万SGDをかけ既存のターミナル 1、2の拡張工事を行うことを決めた。それまで空港に乗り入れていたボーイング747-400よりも搭乗人数が多いため、待合室の拡張やボーディング・ブリッジの増設、荷物搬入のコンベアを通常の70mから90mへ延長するなどの拡張を施した。2005年8月16日に11箇所の専用搭乗ゲートが完成し、2008年1月9日にはターミナル 3にさらに8箇所の専用搭乗ゲートが完成した。 2007年にエアバスA380がシンガポールからシドニーに向けて初運行してから2013年までに20,000フライト以上を受け入れてきた。1週間に200フライト以上、6航空会社(エールフランス航空、エミレーツ航空、ルフトハンザドイツ航空、カンタス航空、シンガポール航空、タイ国際航空)が、13都市(バンコク、ドバイ、フランクフルト、香港、ロンドン、ロサンゼルス、メルボルン、ニューヨーク、パリ、サンフランシスコ、シドニー、東京/成田、チューリッヒ)を結ぶ、2013年現在では世界で最も多くエアバスA380が発着する空港となっている。また、2013年春にはブリティッシュエアウェイズがロンドン/ヒースロー - シンガポール間のフライトを予定している。
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