ウエスト・エンド公演およびイギリス・ツアー
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「ウィ・ウィル・ロック・ユー (ミュージカル)」の記事における「ウエスト・エンド公演およびイギリス・ツアー」の解説
2002年5月12日、イングランドのロンドンにあるドミニオン劇場でオリジナル公演が初演された。主役のガリレオ役にトニー・ヴィンセント、相手役のスカラムーシュ役にハンナ・ジェーン・フォックス、キラー・クイーン役にシャロン・D・クラーク、ポップ役にナイジェル・プレイナー、ブリット役にナイジェル・クローツェル、ミート役にケリー・エリスが配役された。2003年、クラークがローレンス・オリヴィエ賞ミュージカル助演賞にノミネートされた。 2005年8月17日、ドミニオン劇場で上演されたミュージカルで『グリース』を越えて公演期間が最長となった。ドミニオン劇場は2,163席あり、ウエスト・エンドでも最大の劇場の1つであるため、この記録は特別なものと言える。2011年、ローレンス・オリヴィエ賞観客賞を受賞した。 この長い公演期間の中で、何度か役者が交替した。ガリレオ役はトニー・ヴィンセントからミグ・アエサ、2004年4月、キラー・クイーン役はシャロン・D・クラークからメイズ・マレイに交替した。2011年8月、メイン・キャストで最長出演(2010年9月、産休で短期間休養)となったマレイが脱退した。2005年の『Xファクター』準決勝出場者のブレンダ・エドワーズがその後キラー・クイーン役を演じた。2008年9月22日から2009年9月19日、『I'd Do Anything』準決勝出場者のレイチェル・タッカーがミート役を演じた。その後この役は『マンマ・ミーア!』、『ガイズ&ドールズ』、『メリー・ポピンズ』など多数のミュージカルに出演してきたアイルランド系のルイス・ボウデンが演じ、2010年5月に突然脱退し、元々ボウデンの代役であったアマンダ・カウツがミート役の本役となった。ウエスト・エンド公演は9人の生演奏バンド、スチュアート・モーレイ指揮で上演された。 2009年、イングランドのマンチェスターにあるパレス劇場からイギリス・ツアー公演が始まった。当初、ガリレオ役にアレックス・ゴーモンド、スカラムーシュ役にサラ・フレンチ=エリス、キラー・クイーン役にブレンダ・エドワーズ、ミート役にジョージナ・ヘイゲン、カショーギ役にジョナサン・ウィルクス、ポップ役にケヴィン・ケネディが配役された。ガリレオ役のゴーモンドとスカラムーシュ役のフレンチ=エリスはウエスト・エンド公演に出演することとなった。 2010年12月、2度目のイギリス・ツアー公演がパレス劇場から開始された。
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