インドトゲオアガマとは? わかりやすく解説

インドトゲオアガマ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/10/23 07:26 UTC 版)

インドトゲオアガマ
インドトゲオアガマ Uromastyx hardwickii
保全状況評価
VULNERABLE
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
分類
ドメイン : 真核生物 Eukaryota
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 爬虫綱 Reptilia
: 有鱗目 Squamata
亜目 : トカゲ亜目 Sauria
下目 : イグアナ下目 Iguania
: アガマ科 Agamidae
亜科 : トゲオアガマ亜科 Leiolepinae
: トゲオアガマ属 Uromastyx
: インドトゲオアガマ
U. hardwickii
学名
Saara hardwickii
Gray, 1827
和名
インドトゲオアガマ
英名
Indian spiny-tailed lizard
Hardwick's spiny-tailed lizard

インドトゲオアガマUromastyx hardwickii)は、爬虫綱有鱗目アガマ科トゲオアガマ属に分類されるトカゲ。別名はハードウィッキートゲオアガマ

分布

インド北西部、パキスタン

形態

全長35cm。体色は褐色で暗色の虫食い状の斑紋が入る。尾は長く、棘状の鱗はあまり発達しない。

生態

砂漠や岩場等に生息する。群れを形成し集団営巣するとされる。天敵としてはオオトカゲワシタカ等が挙げられる。

食性は植物食で、植物の果実種子等を食べる。幼体や飼育下では昆虫類等を食べることもある。

繁殖形態は卵生。

人間との関係

ペット用として飼育されることもあり、日本にも輸入されている。主に野生個体が流通しているが、繁殖個体が流通することもある。寒さに強く丈夫とされ、群れを形成するためか複数飼育でも問題がおこりにくいとされる。飼育にあたっては底面積を重視した大型のテラリウムで飼育される。

参考文献

  • 『爬虫類・両生類800図鑑 第3版』、ピーシーズ、2002年、42頁
  • 海老沼剛『爬虫・両生類ビジュアルガイド トカゲ1 アガマ科&イグアナ科』、誠文堂新光社、2004年、66頁

関連項目

外部リンク





固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「インドトゲオアガマ」の関連用語

インドトゲオアガマのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



インドトゲオアガマのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのインドトゲオアガマ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS