インテグラルイメージング方式
別名:インテグラルイメージング,インテグラル方式
インテグラルイメージング方式とは、3次元ディスプレイの方式のうち、3次元空間における立体の見え方を多角度的に再現することで、裸眼立体視を実現する技術である。
インテグラルイメージングでは、ディスプレイを見る角度に応じて、立体がその角度から見られた場合の見え方が再現される。眼鏡などの特殊な器具を必要とせず、広範囲で立体視が可能であるため多人数で同時視聴が可能で、視差による立体視を利用する3次元ディスプレイに比べて目が疲れにくい、といった利点がある。
インテグラルイメージング方式は、一つの映像に対して複数の角度から撮影された映像を同時に表示する必要がある。このため、従来の映像と同等の画質でインテグラルイメージング方式の立体視を実現使用とすると、非常に高精細な表示システムが必要となる。
インテグラルイメージング方式を採用したテレビは「インテグラル立体テレビ」などと通称されることもある。東芝などがインテグラルイメージング方式によるディスプレイの研究開発を進めている。
参照リンク
21型裸眼式高精細立体表示ディスプレイの開発 - (東芝モバイルディスプレイ」ニュース2010年4月)
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