インテグラル立体テレビ
別名:インテグラル立体TV,インテグラル3DTV
【英】integral three dimensional television, integral three dimensional TV, integral 3DTV
インテグラル立体テレビとは、インテグラルイメージング方式によって裸眼立体視を実現する3次元ディスプレイのことである。
インテグラルイメージングでは、被写体に対して複数の角度から見た場合の光線を再現することで、立体的な物体と認識させる方式である。被写体を複数のカメラで様々な角度から撮影し、再生時にはそれを同期させて表示させることにより、専用メガネなどを必要とせず、どの角度から見ても立体視が体験できる。
参照リンク
未来の立体テレビ~ 究極の立体映像を目指して ~ - (NHK放送技術研究所)
ストリーミング: | Twonky Ustream |
テレビ: | アクトビラ インテグラル立体テレビ CELL REGZA Google TV ビデオテープレコーダ |
インテグラル立体テレビ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/23 07:23 UTC 版)
微小レンズ群からなるレンズアレーを撮影・表示の双方に用いて立体感を再現する。水平7680×垂直4320画素の解像度を持つスーパーハイビジョンの応用技術として開発された。2009年時点では水平400×垂直250画素の解像度を実現している。 400×250画素の立体映像を構成する1要素画素一つ一つに数百画素分の立体映像情報を持たせ、あらゆる方向からの立体感を再現する。
研究
- 1990年後半 - 研究に着手[2]
- 1999年 - NHK技研公開にて、第1試作機を発表[2]
- 2002年 - ハイビジョン解像度の撮影素子または表示素子を縦横方向に2分の1ずらして配置することにより、4K相当の解像度を実現したカメラを適用した試作機を発表[2]
- 2007年 - 上記の技術を使い、8K相当のカメラとプロジェクターを適用した試作機を発表[2]
関連項目
- インテグラルイメージング
脚注
- ^ 株式会社インプレス (2017年5月23日). “2030年の実現目指す立体テレビが高精細に。スマホサイズでも裸眼3D”. AV Watch. 2019年7月6日閲覧。
- ^ a b c d 三浦雅人「インテグラル立体テレビの研究開発」(PDF)『NHK技研R&D』第158号、44-53頁、2016年8月。ISSN 0914-7535。 NAID 40020944487。 NCID AN10076505。国立国会図書館書誌ID: 027621701 。2019年7月6日閲覧。
- インテグラル立体テレビのページへのリンク