イラク戦争開始前後
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/10 00:04 UTC 版)
2002年9月、Emergency、Libera、Rete di Lilliput、Tavola della Paceの4団体が呼びかけて、イタリア政府のイラク戦争参戦を阻止するために「イタリアは戦争に参加するな」(Fuori l'Italia dalla guerra)キャンペーンを開始した(数百団体が賛同)。このキャンペーンの一環として、「全てのバルコニーに平和を! - 街を平和で染めよう」(Pace da tutti i balconi! - Dipingiamo di PACE le città) キャンペーンを行い、生活協同組合や労働団体の支援も得て、平和の旗を全国の都市で配布した。 たくさんの家でバルコニーや窓に平和の旗が掲げられた。平和の旗による反戦の意思表示は広範なひろがりを見せ、ホテル、教会、市庁舎などの公共施設でも掲げられるようになった。2003年3月末までにイタリア全土で250万枚以上が配布されたとされる。 2002年11月フィレンツェでの世界社会フォーラムや、2003年2月のローマ (参加者300万人) 、2003年3月のミラノ (同70万人) をはじめ、イタリア各地の反戦デモンストレーションで、平和の旗が用いられた。
※この「イラク戦争開始前後」の解説は、「平和の旗」の解説の一部です。
「イラク戦争開始前後」を含む「平和の旗」の記事については、「平和の旗」の概要を参照ください。
- イラク戦争開始前後のページへのリンク