イドラ島とは? わかりやすく解説

イドラ‐とう〔‐タウ〕【イドラ島】

読み方:いどらとう

Hydra/Ύδρα》ギリシャ南部サロニコス湾とアルゴリコス湾の間に浮かぶ島。アルゴリス半島沖合約7キロメートル位置する主な町は同島北岸イドラ18世紀から19世紀にかけて海運栄えギリシャ独立戦争時には武装した商船団が活躍したことで知られる島内自動車オートバイ乗り入れ禁止されている。また、海は透明度高く多く海水浴場がある。

イドラ島の画像
撮影Tom Mascardo http://os7.biz/u/cq4VY

イドラ島

作者ヤンニス・チリモコス

収載図書四つの物語―新ギリシャ風土記
出版社講談社出版サービスセンター
刊行年月2007.8


イドラ島

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/02/23 07:21 UTC 版)

イドラ島
Ύδρα
イドラ港
地理
座標 北緯37度21分 東経23度28分 / 北緯37.350度 東経23.467度 / 37.350; 23.467 
諸島 サロニカ諸島
面積 64.443 km2
行政
ギリシャ
地方 アッティカ
諸島県
統計
人口 2,719人 (2001年現在)
人口密度 42 /km2

イドラ島(イドラとう、Ύδρα / Hydra ; イタリア語: Idra)は、エーゲ海東南部のペロポネソス半島東岸に位置するギリシャ領の島。サロニカ湾とアルゴリコス湾の間にあり、サロニカ諸島に属する。

アテネピレウスとは定期高速船で結ばれており、観光地として既に確立されている。島は自動車乗り入れ禁止となっており、観光客は徒歩かロバに乗るかして島を回る。

イドラという島の名前の由来は、古代ここにがあったので、その「水」(ギリシア語: Υδρέαローマ字:Hydrea)からきている。現在は干上がってしまい、飲料水はボートで本土から運ばれてくる。島内には荒涼とした丘陵地帯が広がり、その中に空き家となった農家や、ギリシャ正教の修道院がある。

イドラ島は以前商業港として栄え、オスマン朝からのギリシャ独立戦争には大きな役割を果たし、今も1749年創立の有名な国立海事学校(商船学校)がある[1]

脚注

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