イトマキヒトデとは? わかりやすく解説

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いとまき‐ひとで【糸巻海星】

読み方:いとまきひとで

イトマキヒトデ科のヒトデ潮間帯岩礁にすむ。腕の切れ込み浅く、体はほぼ五角形で、直径8センチくらい。背面青緑色中央赤色斑紋があり、腹面橙色


糸巻海星

読み方:イトマキヒトデ(itomakihitode)

ヒトデ一種


糸巻海星

読み方:イトマキヒトデ(itomakihitode)

イトマキヒトデ科のヒトデ

学名 Asterina pectinifera


イトマキヒトデ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/09/29 05:25 UTC 版)

イトマキヒトデ
分類
: 動物界 Animalia
: 棘皮動物門 Echinodermata
: ヒトデ綱 Asteroidea
: アカヒトデ目 Valvatida
: イトマキヒトデ科 Asterinidae
: イトマキヒトデ属 Patiria[1]
: イトマキヒトデ P. pectinifera
学名
Patiria pectinifera
(Müller and Troschel,1842)
シノニム

Asterina pectinifera (Muller & Troschel, 1842)
Asteriscus pectinifera Müller & Troschel, 1842

和名
イトマキヒトデ
英名
starfish

イトマキヒトデ(糸巻海星、糸巻人手、Patiria pectinifera) は、ヒトデ綱イトマキヒトデ科のヒトデで、輻長は7cmほどに成長する。表面の色は濃青緑から黒色に近い地色に、赤いまだら模様がある。裏面は、管足が密生している。

分布

黄海から日本沿岸・亜庭湾千島列島南部まで分布する[2]日本では最も普通に見られるヒトデである。

生態

主に岩場に貼りつきながら生活し、口側(腹側)に密生する管足で移動し、動物の死骸や貝類を食べる。

イトマキヒトデ(腹側)

形態

一般的に足は5本であるが、時折4本や6本、稀にそれ以上の分岐を持つ個体も存在する。足の間の切れ込みは浅く、やや丸みを帯びた星型をしている。裏側は多くが黄色やオレンジになっている。

白化個体

鳥取県大山町の海岸で2011年11月に見つかった。「とっとり賀露かにっこ館」に展示されている[3]

関連項目

脚注

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  1. ^ WoRMS
  2. ^ Asian Marine Biology 4. p. 49 
  3. ^ 朝日新聞、大阪本社版、朝刊13版、38頁



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