イチローズモルトとの関係
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/23 01:51 UTC 版)
「笹の川酒造」の記事における「イチローズモルトとの関係」の解説
2003年に埼玉県羽生市の酒造メーカー東亜酒造の社長の肥土伊知郎は、経営不振により同社を日の出通商(現日の出ホールディングス)へ営業譲渡することを決定した。日の出通商は同社の羽生蒸留所のウイスキー製造設備、貯蔵ウイスキー原酒を廃棄処分しようとしていたが、それを惜しんだ肥土伊知郎が笹の川酒造に貯蔵庫を間借りする協力を取り付け、2005年に笹の川酒造から「イチローズモルト」が発売された。(ボトルの裏ラベルの製造者欄が笹の川酒造となっている。)その一方で、肥土伊知郎は2004年にベンチャーウイスキーを設立し、2007年に自前の秩父蒸留所を完成させて、以降はイチローズモルトはベンチャーウイスキーから販売されている。2008年2月に開催されたウイスキーマガジン社(スコットランド)のコンクールにおいて、イチローズモルトは国内6部門の中の2部門で日本一の栄冠に輝いた。
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