石垣ホワイト【イシガキホワイト】(草花類)
![]() |
登録番号 | 第11537号 |
登録年月日 | 2003年 11月 18日 | |
農林水産植物の種類 | ファレノプシス | |
登録品種の名称及びその読み | 石垣ホワイト よみ:イシガキホワイト |
|
品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | 2004年 11月 19日 | |
品種登録者の名称 | 玉城茂男 | |
品種登録者の住所 | 沖縄県石垣市字平得1394番地の2 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 玉城茂男 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、Doritaenopsis「キョウト」の変異株であり、花色はセパル及びペタルがピンク白の単色、リップ中央裂片はピンク白の地色に淡紫ピンク色及び穏黄橙色のぼかしが入る平咲きの中型種である。株の大きさは中、草姿は横性である。葉の正面の形は広線形、先端の形は微突形、横断面の形はⅢ型、向きは斜上、ねじれは無、幅は51~75㎜、長さは10.1~20㎝、表面の色は暗黄緑である。花序の型は総状、花数は11~15、花型は平、花の横径は7.6~10.0㎝、縦径は5.1~7.5㎝である。ドーサル・セパルの正面の形は長楕円形、先端の形は凹形、周縁の波打ちは無、ラテラル・セパルの正面の形は長楕円状披針形、先端の形は鋭形、周縁の波打ちは有である。ペタルの正面の形は半円形、先端の形は円形、周縁の波打ちは無である。リップ中央裂片の正面の形はⅤ型、横断面の形はⅣ型である。花色はセパル及びペタルがピンク白(JHS カラーチャート0101)の単色、リップの中央裂片はピンク白(同0101)の地色に淡紫ピンク(同8902)及び穏黄橙(同1912)のぼかしが入る、側裂片はピンク白(同0101)の地色に明赤味紫(同8905)の胡麻斑並びに淡紫ピンク(同8902)及び穏黄橙(同1912)のぼかしが入る。花の香りは無、開花期は初夏である。Phalaenopsis amabilis 及びDtps.「キョウト」と比較して、セパル、ペタル及びリップ中央裂片の地色がピンク白であること、リップ中央裂片の正面の形がⅤ型であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成7年に育成者の温室(沖縄県石垣市)において、Dtps.「キョウト」の変異株を発見、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、13年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお、出願時の名称は「サンホワイト」であった。 |
- 石垣ホワイトのページへのリンク