イエス観
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/15 00:15 UTC 版)
「イスラームにおけるイーサー」も参照 マニ教では、ザラスシュトラ、イエス・キリスト、釈迦(ガウタマ・シッダールタ)はいずれも神の使いと見なされるが、イエスに関しては、肉体を持たない「真のキリスト」と、それとは対立する十字架にかけられた人の子イエス(ナザレのイエス)とを峻別する。「神の子」を否定するこのようなイエス観は、イスラム教教祖ムハンマドにも継承され、イスラム教のキリスト教理解に大きな影響をあたえた。 マニ教のイエス観は様々な像を結んでいる。 人の子イエス - マニが自らに先立つ預言者 救世主イエス - アダムに智慧を授けた 宇宙の終末に現れて正邪を裁いて輝くイエス 十字架に架けられて苦しむイエス 物質に囚われた「光の元素」の比喩
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