アームストロングシドレー モングースとは? わかりやすく解説

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アームストロング・シドレー モングース

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/21 00:52 UTC 版)

ホーカー トムティットに搭載されているモングース

アームストロング・シドレー モングース英語: Armstrong Siddeley Mongoose 、又はアームストロング・シドレー マングース)は、第二次世界大戦前にアームストロング・シドレーが開発・製造した航空機用空冷星型エンジンでバルブ駆動方式はOHV

概要

空冷星型5気筒の小型機用エンジンで1926年に完成し、アブロ 504Nホーカー トムティットパーナル ペト等に搭載された。日本では三菱内燃機製造ライセンス生産権を購入、モングース式一三〇馬力発動機として1927年(昭和2年)より生産している。

派生型

モングース I
1926年、135 hp.
モングース II
1930年、155 hp.
モングース III
1929年
モングース IIIA
1929年、民間機用
モングース IIIC
1929年、IIIAをベースとした軍用機用.

諸元

※使用単位についてはWikipedia:ウィキプロジェクト 航空/物理単位も参照

モングース I
  • 形式: 空冷星型5気筒
  • 筒径×行程: 127 mm×139.7 mm
  • 排気量: 8.9 L
  • 圧縮比: 5.1
  • 出力: 138 hp / 1,750 rpm
  • 全長:929.6 mm
  • 直径:1,158 mm
  • 乾燥重量:154 kg
  • 燃料供給方式: 気化器式

搭載機

関連項目

参考文献

  • Lumsden, Alec. British Piston Engines and their Aircraft. Marlborough, Wiltshire: Airlife Publishing, 2003. ISBN 1-85310-294-6.
  • 潮書房刊 月刊『』通巻617号 小菅昭一郎著『私観・日本航空エンジン史』 雑誌コード:08307-9

外部リンク




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