アルゴノート (軽巡洋艦)とは? わかりやすく解説

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アルゴノート (軽巡洋艦)

(アーゴノート (軽巡洋艦) から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/03 15:37 UTC 版)

艦歴
発注
起工 1939年11月21日
進水 1941年9月6日
就役 1942年8月8日
退役 1946年7月6日
その後 1955年11月19日にスクラップとして廃棄
除籍
性能諸元
排水量 基準 5,600トン
満載 6,850トン
全長 512 ft (156 m)
全幅 50.5 ft (15.4 m)
吃水 14 ft (4.3 m)
機関 パーソンズ型ギアードタービン、
4軸推進、62,000 shp(46MW)
最大速 32.25ノット (60 km/h)
乗員 480名
兵装 5.25インチ連装砲 4基
20mm単装機関砲 4門
4連装ポムポム砲 2基
3連装21インチ魚雷発射管 2基

アルゴノート (HMS Argonaut, 61) はイギリス海軍軽巡洋艦ダイドー級

艦歴

1939年11月21日起工。1941年9月6日進水。1942年8月8日竣工。

1942年10月、ムルマンスクへの医療部隊輸送に従事。

スピットファイアに護衛され航行する「アルゴノート」
艦首を破損してドック入りした「アルゴノート」

次いで地中海へ移動。1942年12月2日、「アルゴノート」と軽巡洋艦「オーロラ」(旗艦)、「シリアス」、駆逐艦「キベロン」、「クエンティン」からなるQ部隊はシチリア海峡でイタリア船団を攻撃した。イタリア船団は4隻の船からなっていたが、Q部隊は4隻とも沈め、さらに護衛部隊の駆逐艦「フォルゴーレ」も沈めた。12月14日、イタリア潜水艦「ラッツァロ・モチェニーゴ」の攻撃を受け、2本の魚雷が命中。ジブラルタルでの応急修理後アメリカへ向かい、フィラデルフィア海軍工廠で修理を受けた。

1944年、「アルゴノート」はノルマンディー上陸作戦ドラグーン作戦に参加し、それからエーゲ海で活動した。

1944年末になると、「アルゴノート」はインド洋へ移った。そこで、アルゴノートはロブソン作戦レンティル作戦メリディアン作戦に参加し、スマトラ島空襲を行う空母を護衛した。1945年には沖縄戦にも参加した。

1946年にイギリスに戻って予備役となり、1955年にスクラップとして売却された。

ジブラルタルに接近する「アルゴノート」

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