アルゴノート級潜水艦とは? わかりやすく解説

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アルゴノート級潜水艦

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/01/04 08:45 UTC 版)

アルゴノート級潜水艦(630t型)
艦級概観
艦種 二等潜水艦
艦名
前級 アリアーヌ級潜水艦
次級 オリオン級潜水艦
性能諸元
排水量 基準:630トン 水中:798トン
全長 63.4m
全幅 5.2m
吃水 3.6m
機関 ディーゼル機関2基2軸
水上:1,300馬力
水中:1,000馬力
速力 水上:14.0kt
水中:9.0kt
航続距離 水上:10ktで4,000海里
水中:5ktで82海里
燃料 重油: トン
乗員 41名
兵装 35口径7.5cm単装砲1門
8mm機銃1挺
55cm魚雷発射管6門
40cm魚雷発射管2門
備考 安全潜航深度:80m

アルゴノート級潜水艦(フランス語Les Sous-marin Classe Argonaute)は、フランス海軍潜水艦の艦級。630トン型、シュネデール・ロブーフ型とも呼ばれる。5隻が1932年から35年にかけて竣工した。

概要

先に建造された600t型は操縦性に優れ、大きさの割には魚雷兵装が55サンチ発射管7門と強力であったが、潜航時の復原性や居住性に問題があったといわれ、これを改良した艦の建造を1926年度計画で認められた。これが所謂630トン型である。26年度計画ではシュネデール社とノルマン社に発注され、その内のシュネデール発注分が本級である。 26年度に続き27年度計画で1隻、29年度計画で2隻が建造され、計5隻の陣容となった。

同型艦

  • アルゴノート (1932年竣工、1945年戦没)
  • アレテューズ (1933年竣工、1946年除籍、解体)
  • アタラント (1934年竣工、1946年除籍、解体)
  • ラ・ヴェスタル (1934年竣工、1946年除籍、解体)
  • ラ・シュルターヌ (1935年竣工、1946年除籍、解体)

参考文献

  • 『世界の艦船 増刊第17集 第二次大戦のフランス軍艦』(海人社、1985年)雑誌コード:05604-1

関連項目

外部リンク




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