アーキテクチャとアーキテクチャ・フレームワークの定義
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/10 03:49 UTC 版)
「TOGAF」の記事における「アーキテクチャとアーキテクチャ・フレームワークの定義」の解説
ANSI/IEEE Std 1471-2000 によれば、(ソフトウェア中心のシステムの)アーキテクチャとは「システムの基盤であり、コンポーネント群、コンポーネント間の相互関係と環境との関係、設計と改良を管理する原則により構成される」ものである。 しかし、TOGAF ではアーキテクチャを「システムの形式記述、あるいはシステムのコンポーネントレベルの実装を補助する詳細な計画」または「コンポーネント群の構造、それらの関係、設計と改良を常に管理制御する原則とガイドライン」であるとされている。 アーキテクチャ・フレームワークは、広範囲の各種アーキテクチャを開発するのに使えるツール群を意味する。アーキテクチャ・フレームワークは以下のような特徴を備える。 情報システムを構成要素群で定義するための方法論を記述する。 構成要素がどう組合わせられるかを示す。 ツール群を含む。 共通語彙を提供する。 推奨標準のリストを含む。 構成要素の実装に使用可能な製品のリストを含む。 TOGAF はこのような特徴を持つアーキテクチャ・フレームワークである。
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