アンダワイラス事件
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/05 07:48 UTC 版)
「オジャンタ・ウマラ」の記事における「アンダワイラス事件」の解説
ソウルから帰国直後の2005年1月1日、民族主義運動のリーダーとなっていた、弟で元少佐のアンタウロ率いる150人の元軍人らが、ペルー南部のアプリマック州アンダワイラスで政府に対する反乱を起こした。彼らは地元警察署に侵入し武器を強奪。警官10人を人質に立てこもり、民族主義的な主張とともに兄オジャンタを含む200人以上の強制退役させられた軍人の復帰とトレド大統領の辞任、さらに汚職の追放などを求めた。この事件では警官隊との銃撃戦になり、警官4人、反乱グループ2人が死亡した。兄のオジャンタ・ウマラはこの行動に支持声明を出している。しかし1月4日にはアンタウロらが逮捕され、事態は沈静化。後にアンタウロは第一審で禁錮25年の刑となっている。なお、兄オジャンタが大統領に就任した直後の第二審判決では禁錮19年の判決となった(2011年8月7日)。
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