アポロ月着陸船 (LM)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/27 02:04 UTC 版)
「アポロ宇宙船」の記事における「アポロ月着陸船 (LM)」の解説
詳細は「アポロ月着陸船」を参照 アポロ月着陸船は、月面に着陸し、月軌道に戻ることを目的に設計された構造であり、宇宙の真空の中を単独で飛行するという意味で、初めての真の「宇宙船」である。下降段と上昇段から構成されている。2人の宇宙飛行士が最大で4日間から5日間生活することができ、アポロ15号、16号、17号のミッションで用いられた。グラマンによって設計、製造された。 下降段は、月に着陸するための着陸用ギア、着陸用レーダーアンテナ、下降推進エンジン、燃料等を備えていた。その他、実験器具や月面車、テレビカメラ、月サンプルの収集器具等も運んだ。 上昇段は、月軌道に戻り、アポロ司令・機械船とランデブーするための、乗組員用のキャビン、パネル、ドッキングポート、ハッチ、誘導システム、姿勢制御システム、通信アンテナ、上昇推進エンジン、燃料等を備えていた。
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