アゴーの村の人々
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 17:08 UTC 版)
ラカンドーラ 演 - ビック・バルガス ルソン島アゴーの村、トンド族の族長。村を倭寇に襲撃されて父と兄を殺された過去から、日本人に対して深い憎悪の念を抱く。琉球丸の難破により漂着した助左・善住坊・五右衛門に対しても始めは敵意をむき出しにして数々の嫌がらせをする。やがて彼らの人柄に触れて3人を村民として認め、その後はよき理解者となる。 ハギビス 演 - ロベルト・アレバロ トンド族と敵対するボコス族の住民。漂着し捕らえられていた助左・善住坊と、虜囚として閉じ込められていたマリキットの見張りをしていたが、3人の脱走を故意に見逃したことで追われる身となり、同じく漂着した五右衛門に助け出され彼らに命を救われる。対立していたトンド族とボゴス族の間を仲介し抗争を終結させる。数々の出来事を通して助左らとの間に深い絆ができ、以降長年に渡って友情を育む。日本語が話せる為、通訳としても活躍。良くも悪くも直情径行な性格。 ノーラ 演 - セリー・デ・カステロ マリキットの侍女。とても魅力的な女性で、マリキットと共に当初から助左らに好意的に接する。善住坊に一目惚れして周囲の計らいで結婚が決まるが、式の当日に堺へ向かう交易船が付近を航行、帰国を決意した善住坊と生き別れの身となってしまう。後年、助左がアゴーの村に再訪した際に善住坊の死を知らされる。 マリキット 演 - プリンセス・アキノ→ジーナ・アラハール ラカンドーラの娘。トンド族の王女。助左にとって妹のような存在。ボコス族にともに捕らわれていた助左らに救出され、日本人を信用しようとしないラカンドーラから助左らを庇い続ける。後年イスパニア軍が攻撃するという情報がもたらされると、防戦への士気を高めようとするラカンドーラの命でハギビスと結婚する。
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