アクセス制御方式
【英】access control method
アクセス制御方式とは、通信媒体上で生じる信号の衝突を回避するための、データリンク層における信号の伝達を制御する方法のことである。
ネットワーク上で複数の信号が伝達されると、競合や衝突が発生する可能性があり、放っておくと正常な通信ができない。このような可能性を回避するために、いくつかのアクセス制御方式が利用されている。
(1)CSMA/CD(Carrier Sense Multiple Access with Collision Detection)方式は、バス型配線のネットワークにおいて、信号の衝突が検出されるた場合、いったんその通信を中断して、ランダムな時間だけ待ってから通信を再開するという方式である。
(2)トークンパッシング(Token Passing)方式は、トークンリング型のネットワークにおいて、トークンと呼ばれる特別なフレームを巡回させて、トークンを所有したプロセッサが必要な処理を行うという制御により競合を防ぐものである。
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