アイサイトver.1
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/07 03:07 UTC 版)
「EyeSight」の記事における「アイサイトver.1」の解説
ハードウェア面では専用ナビゲーションシステムやミリ波レーダーを廃しステレオカメラによる測距に一本化したことで、ADAの最大の課題であった経費削減に成功した。ソフトウェア面では機能の取捨選択、衝突被害軽減を筆頭とする運転支援機能を強化、名称もEyeSight(アイサイト)と改め、2008年に再びレガシィに採用された。2009年にはレガシィの派生車種、エクシーガにも採用を拡大した。 自車前方、約90 m以内の範囲で障害物(車、条件により人や動物も含む)を検知することができる。斜め前方も検知範囲となる。視野角は25度(ver.2での公表値)。 低速域(説明書によれば2 km/h以下)、高速域(同140 km/h以上)では動作しない。上限速度を超過すると関連機能が停止する。 悪天候や光線状態により一時的な検知不具合が発生すると、電子音とメーター内表示で検知機能の停止を警告する。運転続行したままでも機能が回復すれば警告は消える。一方、ハードウェア故障のように重大な支障が発生した場合はシステム警告灯が点灯し、点検修理を促す。
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