わ・びる【×侘びる】
読み方:わびる
[動バ上一][文]わ・ぶ[バ上二]
「古へは奢(おご)れりしかど—・びぬれば舎人(とねり)が衣も今は着つべし」〈拾遺・物名〉
3 さびしく落ち着いた趣がある。「—・びた鄙歌(ひなうた)」
「北野の大茶会では、同じように—・びた構えが」〈野上・秀吉と利休〉
4 (動詞の連用形に付いて)なかなかある動作・行為をしきれなくて困る。そうする気力が失せる。…しかねる。「待ち—・びる」「恋い—・びる」
「山高み人もすさめぬ桜花いたくな—・びそ我見はやさむ」〈古今・春上〉
6 困ったようすをする。迷惑に思う。
わ・びる【×詫びる】
「わびる」の例文・使い方・用例・文例
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