6か国協議(ろくかこくきょうぎ)(six-nation talks)
6か国の代表団が今月27日から3日間、北京(ペキン)に集まって、北朝鮮の核開発問題について平和的解決に向けた話し合いが行われる。参加国は、日本、アメリカ、韓国、中国、ロシア、北朝鮮の6か国。
6か国協議では、北朝鮮の核開発問題について、使用済み核燃料の再処理の停止、保有核兵器の廃棄、多国籍チームによる核査察の再開などを北朝鮮に求める。一方、北朝鮮側は、特にアメリカとの間で不可侵条約を締結し、現行の政治体制を維持したい考えのようだ。
主催国の中国政府は、6か国の立場が対等だということを形で示すため、六角形のテーブルを用意するという。
日本政府は、6か国協議の場で北朝鮮による日本人拉致問題を取り上げたい意向で、各国への働きかけを強めている。北朝鮮に対し、拉致問題の全面解決を求める構えだ。
(2003.08.25更新)
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