めかりパーキングエリアとは? わかりやすく解説

めかりパーキングエリア

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/07 02:08 UTC 版)

めかりパーキングエリア
めかりパーキングエリア施設
所属路線 E2A 関門自動車道
本線標識の表記 めかり
起点からの距離 3.0 km(下関IC起点)
壇之浦PA (1.4 km)
(1.3 km) 門司港IC
供用開始日 1973年11月14日
上り線事務所 9:00 - 18:00(平日)
9:00 - 19:00(土日祝日)
所在地 801-0855
福岡県北九州市門司区大字門司3491
備考 上り線のみ設置
門司港ICからの流入不可
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夜のめかりパーキングエリアで休憩する西鉄バス車両

めかりパーキングエリアは、福岡県北九州市門司区門司の関門橋(関門自動車道)上にあるパーキングエリア (PA)。上り線(下関方面)のみに設置されている。

概要

エリア名の「めかり」とは、付近一帯の地名である和布刈を平仮名表記したもの。和布刈公園の一角に位置し、関門橋や、対岸の下関市壇ノ浦を展望できる位置にある。8月中旬に開催される関門海峡花火大会が行われる際は混雑を避けるため、満車になり次第入口が閉鎖される。また、花火大会が開催される時は盆休みの帰省ラッシュも重なるため、関門橋および関門トンネルは渋滞に陥りやすい。

対岸の下関側に位置する壇之浦PAとともに、日本のサービスエリア (SA)・パーキングエリアとして初めて車椅子用トイレが設置されたエリアである。壇之浦PAと同様、当PAもサービスエリア並みの設備を保有するが、ガソリンスタンドはこの先の中国自動車道王司PAまでない。最寄りのガソリンスタンドは、九州自動車道古賀SA東九州自動車道今川PAである。

レストラン・売店はオープン時からロイヤル(現・ロイヤルホールディングス)が手がけているが、これは同社初の高速道路施設への出店事例である[1](現在は子会社のロイヤルコントラクトサービスが運営)。

構造

九州最北端の高速道路トンネルである和布刈トンネルを抜けてすぐのところにあり、関門橋のアンカーブロックの南側(上り線側)でオフランプとオンランプがループ状につながって、パーキングエリアの駐車スペースを囲むような構造になっている。展望スペースやレストラン等の建物はオンランプの外側にあるため、オンランプをまたぐ横断歩道橋が設けられている。門司港ICとはオンランプを共用しており、門司港ICから当PAを利用することはできない。

エリアの真下を平成筑豊鉄道門司港レトロ観光線(北九州銀行レトロライン)のトンネルが通過している。

道路

施設

上り線(山口方面)

2021年令和3年)8月27日にリニューアルオープンした[2]。同年10月22日には新トイレ棟と展望デッキがオープン[3]

E2A 関門橋
(37) 下関IC - 壇之浦PA(下り線のみ) - (38) 門司港IC/ めかりPA(上り線のみ) - (1) 門司IC

脚注

  1. ^ 高速事業”. ロイヤルコントラクトサービス. 2024年1月7日閲覧。
  2. ^ E2A関門自動車道 めかりPA(上り線) 8月27日(金曜)にリニューアルオープン! 〜 海峡パノラマと関門エリアの豊かな魅力をお届けします 〜” (PDF). 西日本高速道路株式会社・西日本高速道路サービス・ホールディングス株式会社 (2021年7月28日). 2021年8月27日閲覧。
  3. ^ E2A 関門自動車道 めかりPA(上り線)10月22日(金曜)に展望デッキとトイレがオープン! - 門司港のレトロな雰囲気と関門海峡のパノラマを堪能いただける空間へ! -”. 西日本高速道路株式会社 (2021年10月8日). 2021年10月22日閲覧。

関連項目

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