まつ‐ぶさ【松房】
ま‐つぶさ【真▽具】
まつぶさ (松房)







●わが国の各地をはじめ、朝鮮半島に分布しています。丘陵や山地の林縁などに生え、他の樹木などに絡みついて伸びます。古い蔓は表面にコルク質が発達します。葉は広卵形で波状の鋸歯があり、枝先にまとまってつきます。雌雄異株で、6月から7月ごろ、短枝の先から黄白色の花を下垂して咲かせます。果実は球形の液果で、房状につき、10月ごろに青黒色に熟します。伊那地方では「ごむし」とも呼ばれ、箕輪町では1997年から「まつぶさワイン」が作り始められ、町の特産品となっています。名前は、枝や葉に「まつ」に似た芳香があることから。
●マツブサ科マツブサ属の落葉木本で、学名は Schisandra nigra(syn. S.repanda )。英名はありません。
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