平野塚穴山古墳
名称: | 平野塚穴山古墳 |
ふりがな: | ひらのつかあなやまこふん |
種別: | 史跡 |
種別2: | |
都道府県: | 奈良県 |
市区町村: | 香芝市 |
管理団体: | |
指定年月日: | 1973.06.18(昭和48.06.18) |
指定基準: | 史1 |
特別指定年月日: | |
追加指定年月日: | |
解説文: | S48-05-134平野塚穴山古墳.txt: 古墳は、大阪府と奈良県の境を成す二上山の北東麓、そこから東に派生した尾根の南斜面上に位置する。 古墳石室の開口は古く、元禄期の山陵図でも現状に近い状況が描かれている。墳丘は、一辺約21メートル、高さ約4メートルの方墳と推定されている。主体部は凝灰岩の切石を組み合わせた南に入口をもつ石室で、内部は高さ1.75メートルで、玄室(長さ3.05メートル、幅1.5メートル)と羨道(長さ0.8メートル、幅1.4メートル)とに分かれ、その間には玄門(長さ0.5メートル、幅1.2メートル)がある。また玄室床面には21枚の小形の切石を敷き、奥壁は1枚、両側壁は2枚、天井石は2枚の切石からなり、石室の内面全体はていねいに磨かれている。副葬品の詳細は明らかでないが、出土した籠心布張漆棺片や古墳の構造等からみて、古墳時代終末の一様相を示している。 |
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