ひいれ

デジタル大辞泉

ひ‐いれ【火入れ】

読み方：ひいれ

１ 火力発電所・溶鉱炉などが完成し、初めて点火して操業を開始すること。

２ 清酒・醤油の醸造過程で、加熱殺菌すること。清酒では腐敗を防ぐため、醤油では風味や色合いをよくするために行う。

３ 土地を肥やすため、山野の枯れ草や雑木などを焼くこと。野焼き。

４ 煙草(タバコ)盆の中に組み込み、タバコにつける火種を入れておく器。

日本語活用形辞書

沖れ、冲れ

読み方：ひいれ

ラ行四段活用の動詞「沖る」「冲る」の命令形。

終止形

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日本酒用語集

火入れ（ひいれ）

清酒を60～65℃に加熱して殺菌すること。火入れは、殺菌ばかりでなく、酵素の破壊による酒質の安定化、香味の調熱などにも重要な働きをする。