爆薬とは? わかりやすく解説

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【爆薬】(ばくやく)

Explosives

燃焼する際の熱伝播速度超音速達す化学物質総称
超音速であるため、その燃焼によって高熱を伴う衝撃波いわゆる爆発」が発生する
主な工業用途兵器岩盤建造物破壊であり、一般に爆弾の主原料として知られる

近年では油脂などの可塑剤添加して化学的に安定させた「プラスティック爆薬」が一般的
そうした近年の爆薬は熱伝播速度激減しており、摩擦熱衝撃起爆する事はほとんどない
種類によっては、火にくべても固形燃料同程度の熱伝播速度でしか燃えないものもある。

ただし、爆発の危険がなくても爆薬は危険物である。
爆薬は基本的に猛毒であり、素手触れて微量付着しただけでも健康被害引き起こし得る。
野外放置すれば環境被害予想され燃えた際の噴煙当然ながら有害である。

また、プラスティック爆薬」は羊羹遊具粘土などと見まがうような外観を持つ。
基本的にパラフィン紙樹脂製の被膜カバーされ支給されるが、それらを剥いてしまえば判別難しく民間人訓練兵が不用意に触れて病院搬送されるケースままある

関連装薬 ピクリン酸 ニトログリセリン TNT RDX HMX





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