にっぽんまる

デジタル大辞泉

にっぽん‐まる【日本丸】

読み方：にっぽんまる

日本の航海練習用帆船。昭和5年（1930）、文部省航海練習所所属の商船教育用として建造。海の貴婦人といわれ、昭和60年（1985）以降横浜市の日本丸メモリアルパークに係留。昭和59年（1984）には2世を運輸省航海訓練所所属船として建造。4本マスト、2570総トン、全長100.9メートル。商船大学・商船高専・海員学校が使用。

豊臣秀吉朝鮮侵攻時の軍船。文禄元年（1592）建造。全長99尺（約30メートル）、1500石積み（積載重量220トン）、櫓100丁立てで、当時最大級の安宅船(あたけぶね)。

日本丸(1)／撮影・朝倉秀之

商船三井120年の船

にっぽん丸

商船三井　21,903総トン　1990年竣工

ふじ丸竣工の１年後、レジャークルーズにより相応しい客室レイアウトを念頭に造られた。プール・エリアは開閉式ガラス・ドームで覆われている。2001年から2002年にかけて３回にわたる改装を実施し、客室はじめラウンジ、サロン、ダイニングルームなどのパブリックスペースも、よりくつろぎと華やかさを感じさせるデザインに一新した。