でい‐がん【泥岩】
でい‐がん【泥眼】
泥岩
読み方: でいがん
【英】: mudstone
【英】: mudstone
堆積岩{たいせきがん}の一種。岩石学的には粒径が 1/16mm 以下のシルトおよび粘土が固結してできた岩石の総称で、粒径が 1/16 ~ 1/256mm のシルト岩と、1/256mm 以下の粘土岩に分けられる。わが国では粘土岩だけを泥岩と呼ぶことが多い。泥岩のなかで、特に層理にほぼ平行した剥離{はくり}や割れ目のできやすいものを頁岩{けつがん}とよぶ。石油地質学的にみると、堆積環境によって有機物に富んだ泥岩は油・ガスの根源岩として、また、ち密で不浸透性が一般的性質の泥岩は帽岩としてそれぞれ有用であり、泥岩の分布、発達状況を把握、推定することは、貯留岩のそれを把握、推定するのと同様に石油探鉱上、重要な作業である。 |
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