てんかん重積状態とは? わかりやすく解説

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てんかん重積状態

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/10 07:25 UTC 版)

抗てんかん薬」の記事における「てんかん重積状態」の解説

国際てんかん連盟(ILAE,1981)ではてんかん重積状態(SE)とは「発作ある程度長さ上続くか、または、短い発作でも反復しその間意識回復がないもの」と定義している。ある程度長さに関して30分と解釈される場合が多いが早期治療のため10程度で重積とみなし治療開始することが多い。重積状態での標準的な治療ジアゼパムミダゾラムフェノバルビタールフェニトイン用いられる第一選択ジアゼパム10mgの静注であるが5mgずつ20mgまで投与されることが多い(5mg/分)。欠神発作の重積状態、ミオクロニー発作以外ではフェニトイン第二選択として用いられるSE30分以上持続すると脳に不可逆的な変化が起こるとされており、30分以上経過した場合気管内挿管および全身麻酔薬用いて発作止めることがあるプロポフォールなどがよく用いられる

※この「てんかん重積状態」の解説は、「抗てんかん薬」の解説の一部です。
「てんかん重積状態」を含む「抗てんかん薬」の記事については、「抗てんかん薬」の概要を参照ください。

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