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読み方:ちゅん

  1. 数量ノ五。〔支那人隠語
  2. 数量の五を云ふ。

分類 支那人

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読み方
ちゅん

中村光一

(ちゅん から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/02 06:02 UTC 版)

なかむら こういち

中村 光一
生誕 (1964-08-15) 1964年8月15日(60歳)
日本香川県丸亀市
国籍 日本
職業 ゲームクリエイター
実業家
活動期間 1983年 -
代表作 ドアドア
ドラゴンクエストシリーズ
弟切草
トルネコの大冒険 不思議のダンジョン
かまいたちの夜
風来のシレン
街 〜運命の交差点〜
428 〜封鎖された渋谷で〜
テクテクテクテク
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中村 光一(なかむら こういち、1964年8月15日 - )は、日本ゲームクリエイター実業家香川県出身。タレントの松本明子は従妹にあたる[1]

人物

アマチュア時代

丸亀高校時代は数学同好会に所属していた。同会で『ギャラクシーウォーズ』をBASIC言語でタンディTRS-80に移植するなどしていた。

I/O』誌で、芸夢狂人NECPC-8001に移植した『ギャラクシアン』等を遊ぶために新聞配達で貯めた金でPC-8001を購入し、以後はそのPC-8001でプログラム開発と投稿を行うようになる。『I/O』誌に機械語入力ツールを投稿し、1981年2月号に掲載されたのが投稿デビューで、これにより原稿料2万円を得る。

この経験から、今度は高校1年の春休みにアーケードゲームスペースパニック』の移植作『ALIEN PartII』が1981年5月号に掲載され、同作はカセットテープでも販売されたことで20万円の印税収入となった。続けて1982年1月号には『スクランブル』(権利関係から後に『アタッカー』に改題)も同様にカセットで販売されて印税100万円。

さらに『リバーパトロール』の移植作『リバーレスキュー』は『I/O』別冊『マイコンゲームの本4』に掲載され、高校時代にこれら『I/O』誌への投稿で、計200万円以上を稼いだ[2]。『I/O』誌での活躍によって、当時のマイコン少年の間では知られた存在であった[3]

これらで得た投稿料、印税でPC-8801を購入、プロのゲームクリエイターになることを決意し、1982年の高校3年の時にエニックス主催の第1回ホビープログラムコンテストに向けて、初のオリジナルとなるゲーム『ドアドア』を製作して応募したところ、準優勝にあたる優秀プログラム賞に入選し、50万円の賞金を獲得した[4]

チュンソフト時代

1983年、上京して電気通信大学短期大学部電子工学科に入学する。入選作『ドアドア』をパソコンの各機種に移植し、この印税収入で大学生にして1,000万円を超える年収を得ていた[5]。その後、エニックスでの第2作となるパソコンゲーム『ニュートロン』をリリースし、大学2年の春休み中の1984年4月9日に友人らが株主となって、社員5人のチュンソフトを設立。調布市賃貸マンションの1室で営業活動を開始した。

チュンソフトの第1作は1985年のPC-6001版『ドアドアmkII』。続けて、エニックスのファミリーコンピュータ(以下、ファミコン)参入に伴って、ファミコン版『ドアドア』でチュンソフトも家庭用ゲーム機のゲーム開発に参入した[6]。パソコン版が8万本だったのに対して、ファミコン版は20万本のセールスを記録し、以後は家庭用ゲーム機に注力する。

続けて、同じくエニックスのプログラムコンテストの入賞者であった堀井雄二の『ポートピア連続殺人事件』のファミコン版の移植作業を行う。

この時期に、中村と堀井が『ウィザードリィ』『ウルティマ』といったコンピュータRPGに熱中したことから、ファミコンの本格的なRPG『ドラゴンクエスト』の開発を担当することになった[7][8]ドラゴンクエストシリーズは『ドラゴンクエストV』までの開発に携わるが、その後エニックス作品から離れる。

1992年、『弟切草』のディレクターを務め、自社ブランドデビュー。その後、『トルネコの大冒険 不思議のダンジョン』『かまいたちの夜』『風来のシレン』『街 〜運命の交差点〜』ではプロデューサーを勤め、特に『かまいたちの夜』はオリジナル版以外も含めると125万本を売り上げる。自身は会社経営のため、プログラマーからは退いており[9]2004年に発売されたPlayStation 2ソフト『3年B組金八先生 伝説の教壇に立て!』や2008年に発売されたWiiソフト『428 〜封鎖された渋谷で〜』でもプロデューサーを務めた。

スパイク・チュンソフト時代

2012年4月1日付でチュンソフトは、同じドワンゴ傘下のスパイクを吸収合併してスパイク・チュンソフトとなり、中村は社長職を退いて会長に就任した。

2014年8月18日、株式会社ドワンゴの取締役に就任[10]2016年8月、任期満了により株式会社ドワンゴの取締役を退任。

2018年ドワンゴよりリリースされたスマートフォン向けRPG・位置情報ゲーム『テクテクテクテク』のプロデューサーを務めた。

2018年、株式会社バカー相談役に就任[11]2019年10月、株式会社バカー相談役を退任。

2020年、株式会社スパイク・チュンソフト取締役会長を退任。

作品

関連項目

脚注

  1. ^ 高橋名人Official Blog『16連射のつぶやき』2012/1/6「昨日の番組は」
  2. ^ 『永久保存版 みんながコレで燃えた! NEC8ビットパソコンPC-8001・6001』アスキー、2005年、pp.62-65。中村光一インタビュー
  3. ^ 志田英邦『ゲーム・マエストロ VOL.1 プロデューサー/ディレクター編(1)』毎日コミュニケーションズ、2000年、p.138。堀井雄二インタビュー。
  4. ^ 『みんながコレで燃えた! NEC8ビットパソコンPC-8001・6001』p.65
  5. ^ 『みんながコレで燃えた! NEC8ビットパソコンPC-8001・6001』p.66
  6. ^ 多摩豊『テレビゲームの神々 RPGを創った男たちの理想と夢』光栄、1994年、pp.102-104.
  7. ^ 滝田誠一郎『ゲーム大国ニッポン 神々の興亡』青春出版社、2000年、pp.166-168.
  8. ^ 志田英邦『ゲーム・マエストロ VOL.2 プロデューサー/ディレクター編(2)』毎日コミュニケーションズ、2000年、p.16。中村光一インタビュー。
  9. ^ 志田英邦『ゲーム・マエストロ VOL.2』p.24.
  10. ^ ドワンゴ、役員人事を発表…志倉千代丸氏、中村光一氏らが取締役に就任 ドワンゴモバイルなど子会社3社を吸収合併 | gamebiz”. gamebiz【ゲームビズ】. 2025年5月29日閲覧。
  11. ^ カラーとドワンゴ、インディーゲームの開発・展開支援を行う新会社バカー設立 庵野秀明氏、川上量生氏が役員、中村光一氏が相談役に | gamebiz”. gamebiz【ゲームビズ】. 2025年5月29日閲覧。
  12. ^ “歩くドラクエ”だった『テクテクテクテク』が『ポケモンGO』と共存する“一生歩けるRPG”になるまで──『不思議のダンジョン』生みの親・中村光一×麻野一哉が贈る“リアルな冒険”の開発秘話”. 電ファミニコゲーマー. 2019年2月18日閲覧。
  13. ^ a b ジャングル少年ジャン番外編ドッキンばぐばぐアニマル』1巻。

外部リンク


ちゅん

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/03 09:14 UTC 版)

不死鳥のタマゴ」の記事における「ちゅん」の解説

クリス拾われ不死鳥手のひらサイズで、「~だっちゅん」が口癖ひょうきんマイペース性格。たまに身体からラブ・ビームを発する

※この「ちゅん」の解説は、「不死鳥のタマゴ」の解説の一部です。
「ちゅん」を含む「不死鳥のタマゴ」の記事については、「不死鳥のタマゴ」の概要を参照ください。

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