その他の水質による分類
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/24 14:06 UTC 版)
淡水湖(たんすいこ) 淡水の湖沼。地理学上の定義では、塩類の濃度が500 mg/L (0.05%) 以下の場合を淡水湖と呼ぶ。(計算上では水100Lに対し塩分は50g以下ということになる) 鹹湖(かんこ) 淡水湖ではない湖沼。岩塩が広く分布している地域では、塩水の湧出による鹹湖も存在する。 汽水湖(きすいこ) 海水と淡水が入り交じっている鹹湖のこと。浜名湖、宍道湖など。汽水湖は開水路を通じて海水と交流がある場合がほとんどであるが、開水路がなく地下水を通じて海水と交流がある場合もある。 塩湖(えんこ) 狭義:水の蒸発量が多いために海水以外に由来する塩分の濃度が高くなった湖沼。カスピ海、死海、グレートソルト湖など。 広義:塩類の総イオン濃度が3 g/L以上の湖沼(塩類の原因は問わない)(計算上では水100Lに対し塩分は300g以上ということになる)。 火山湖(かざんこ) 火山性の温泉、鉱泉が混入したために鹹湖となった湖沼。 海水湖(かいすいこ) 塩分が海水と同程度かそれ以上の湖沼。
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