その他の標本
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/07 06:08 UTC 版)
CCMGE 600/12457は、左上顎骨の枝の端である。ホロタイプ標本の保存部位と解剖学的に重複はしていないが、内外の幅が共に約23ミリメートルで共通している点と、歯板が歯間壁を強固に形成している点、前眼窩窓の縁に沿って一連の小さな結節がある点が共通しているため、同一個体の標本と考えられている。なお、この標本はかつてティラノサウルス上科の化石として記載され、その後ドロマエオサウルス科のイテミルスの骨として再記載された経緯がある。 ZIN PH 357/16 は右上顎骨の後側端である。形状は CCMGE 600/12457 と類似しているため、前眼窩窓の縁は保存されていないが本属の可能性がある。
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