その他の改造など
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/08 03:07 UTC 版)
「江ノ島鎌倉観光600形電車」の記事における「その他の改造など」の解説
その後、1978年(昭和53年)に戸袋窓を従来のサッシ窓型からHゴムによる固定支持に改造した。1980年(昭和55年)には4枚の前面窓のうち中央寄りの2枚をHゴム固定支持による固定窓構造としたほか、前照灯をシールドビーム2灯化して前面腰板部の左右へ1灯ずつ設置し、移設された前照灯直下に角型の後部標識灯を新設して従来の後部標識灯を撤去するなど、外観の変化を伴う改造が施工された。改造当初は従前の屋根上の前照灯も存置されていたが間もなく撤去されている。しかし、前面窓の固定化によって乗務員室内の通気性が低下し、乗務員から不評の声が上がったことから、601-602編成のみHゴム固定支持化された2枚の前面窓のうち前面向かって左側の窓について2段窓構造の開閉可能なアルミサッシ仕様に再改造されている。 また、後年には連接車各形式と同様に制動装置へ電磁制御弁が追加されて電磁SME仕様に改造されたが、本形式は800形とともに重連運用の対象外とされ、終始2両編成で運用された。
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