せんかいいき

新語時事用語辞典

浅海域

読み方：せんかいいき

大陸棚の上にある水深の比較的浅い海域の総称。海藻や水生生物が多く棲息し、良い漁場となっていることが多い。なお、「浅海」と言った場合は、おおむね水深200メートル以内となる。

浅海域の藻場では、急激な環境の変化によって藻場が消滅する「磯焼け」が発生する場合がある。一度磯焼けが発生すると、回復までに数年の時間を要するとされる。

（2011年4月26日更新）

スラグ用語集

浅海域

読み方：せんかいいき
【英】：shallow-water area

定まった定義はないが、水際線近傍の海域で太陽光が十分に届き光合成による1次生物生産が行われる海域を指すことが多い。その場合、水深は5～10mの浅場、汽水域、干潟の総称として使われる。浅海域の生物生産機能を向上させることができれば、水質や底質の浄化に大きく役立つことになる。その方策として、藻場造成、干潟造成、河口汽水域の確保などが上げられる。